薄肉で高精度な鋳物が低コストで量産できる当社の榛東工場がHプロセス工法での量産拠点として稼働しています。
HはHorizontal(水平) を意味しており、文字通り鋳型を水平に複数個連結させて溶湯(溶融した鉄)を流し込み成形します。
そのため一度に複数の強度に優れたダクタイル鋳鉄製品を製造することができます。
砂型工法など従来の鋳鉄(鋳物寸法公差±1.5〜2.0mm)と比べて、Hプロセス鋳物は±0.25mmを実現。さらに最低肉厚4mmに対し2mmを実現。精密な品質だけでなく、工程削減によるコストダウンも可能です。
砂型工法など従来の鋳鉄と違い、Hプロセス工法では部品の一体化が可能なので、工数や加工の工程数削減が実現。大きなコストダウンが図れます。
外注されることの多い金型製作や切削加工なども自社で行います。外注がない分、納期の短縮が可能で、特に量産の場合には大きく貢献します。